「アッバース朝の滅亡」の検索結果

10,000件以上


カーシャーン Kāshān

改訂新版 世界大百科事典
イラン中北部,テヘランの南約190km,カビール砂漠の西端に位置する伝統的手工業の都市。人口24万4877(2003)。市の南東にあるケルクシュ山からの水…

ハナフィー派 (ハナフィーは) Ḥanafī

改訂新版 世界大百科事典
アブー・ハニーファの名によって名づけられたスンナ派イスラムの法学派。アブー・ハニーファ,アブー・ユースフ,シャイバーニーの著述・教授活動を…

タバリー al-Tabarī, Abū Ja`far Muḥammad ibn Jarīr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]839. アームル,タバリスターン[没]923. バグダードアッバース朝時代の歴史家,神学者,法学者。ハディース (伝承) を収集するためにイブン・ハ…

ジョルファー(Jolfā)

デジタル大辞泉
イラン中部の都市イスファハーンの一地区。市街中心部を東西に流れるザーヤンデ川の南側に広がるアルメニア人居住区。17世紀初頭、サファビー朝アッ…

アバド あばど

日本大百科全書(ニッポニカ)
→アッバード

フージスターン Khūzistān

改訂新版 世界大百科事典
イラン南西部,カールーン川下流の地方。フージスターンはアラビア語の呼称で,ペルシア語ではホーゼスターンKhōzestān。現在,同名の州が置かれ,西…

ダイア day`a

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
初期イスラム社会で私的所有の対象になった農業財産,特に私領地を意味する。複数形のディヤー diyā`で表記される場合が多い。またカティーア (カリ…

ラッシ朝 ラッシちょう Rass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
9世紀から 13世紀にわたるイエメンの王朝。イスラム教シーア派の穏健派であるザイド派のイマームが君主である。その歴史はいまだ不明な点が多い。ザ…

後ウマイヤ朝 (こうウマイヤちょう) Umayya

改訂新版 世界大百科事典
イベリア半島における最大・最長のイスラム王朝で,同地のイスラム化に最も貢献した。756-1031年。ウマイヤ朝第10代カリフ,ヒシャームの孫のアブド…

イラク Irāq

旺文社世界史事典 三訂版
ティグリス・ユーフラテス両川下流域のメソポタミア地方にある共和国。首都バグダード【古代〜近代】紀元前3000年代からシュメール・アッカド・古バ…

コンスタンティノス(5世) こんすたんてぃのす Konstantinos Ⅴ (718―775)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ビザンティン帝国皇帝(在位741~775)。レオン3世の長男。父の聖画像崇拝禁止政策を一段と強化し(ヒエライアの教会会議、754)、反対派には極刑を…

モンゴル西征(モンゴルせいせい)

山川 世界史小辞典 改訂新版
13世紀に波状的に行われたモンゴル西征は,史上最大のモンゴル帝国を出現させた。まず,初代チンギス・カンは1219~25年にオトラル事件を理由にホラ…

サーマッラー Sāmarrā’

改訂新版 世界大百科事典
イラクの首都バグダードの北西約110kmのティグリス川左岸に位置する都市。人口12万5000(2003)。その南東方の郊外にあるテル・アッサッワーンTell a…

キンディー al-Kindī 生没年:801ころ-866ころ

改訂新版 世界大百科事典
ラテン名アルキンドゥスAlkindus。イスラム世界最初の哲学者であり,百科全書的に諸学に通じたイスラム知識人(ハキーム)の典型。またペルシア人や…

ネストリウス派【ネストリウスは】

百科事典マイペディア
コンスタンティノープル主教(在位428年―431年)ネストリウスNestorius(ギリシア名ネストリオス)の教説を発展させたシリアのキリスト教の一派。〈…

アブル・アッバース あぶるあっばーす

日本大百科全書(ニッポニカ)
→サッファーフ

マフムード まふむーど Mamūd (971―1030)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アフガニスタン、ガズナ朝の最盛期の君主(在位998~1030)。父サブクティギーンの死後、弟イスマーイールを倒して権力を握った。自らスルタンと号し…

バイバルス[1世] Baybars Ⅰ 生没年:1228ころ-77

改訂新版 世界大百科事典
マムルーク朝の第5代スルタン。在位1260-77年。キプチャク生れのトルコ人で,モンゴル軍の捕虜となってシリアへ売られ,次いでアイユーブ朝のスルタ…

リディア Lydia

旺文社世界史事典 三訂版
小アジア西部にあったインド−ヨーロッパ語族の王国世界最初の鋳造貨幣をつくった国として有名。アッシリアの滅亡後,新バビロニア王国・メディア・エ…

ハージュー‐ばし【ハージュー橋】

デジタル大辞泉
《Pol-e Khājū》イラン中部の都市イスファハーンを流れるザーヤンデ川に架かる石造橋。長さ133メートル、幅12メートル。2層構造。17世紀後半、サファ…

ブルガール人(ブルガールじん) Bulgar

山川 世界史小辞典 改訂新版
トルコ系遊牧民。6~7世紀ヴォルガ川下流域,アゾフ海周辺にクブラトをハンとする部族同盟を結成。その死後同盟は分裂。クブラトの第2子コトラグに率…

ホムス Ḥomṣ

改訂新版 世界大百科事典
シリア西部,オロンテス川東岸の都市。ヒムスḤimṣともよばれる。人口80万(2004)。同名県の県都。町の起源は古く,5000年前にさかのぼるともいわれ…

アッバース(1世) ‘AbbāsⅠ

旺文社世界史事典 三訂版
1571〜1629イランのサファヴィー朝第5代の王(在位1587〜1629)。シャー=アッバースともいう軍制改革を実施し,オスマン帝国を破ってタブリーズや…

シャイフ・ロトフォッラー・モスク Mosque of Shaykh Lutfallah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1602~16年,サファビー朝のアッバース1世が建築家ムハンマド・ウスタッドに命じて,イスファハンに建設したモスク。王の広場に面して,アリー・カプ…

ブワイフ朝 ブワイフちょう Buwayhids; Buyids(Āl-i Būya)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南西部およびイラクを支配したダイラム人のシーア派王朝 (932頃~1062) 。ブーヤ朝ともいう。ダイラムの土着王族出身と伝えられるブワイフ家の…

マスウーディー ますうーでぃー Mas‘ūdī (896ころ―956)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アラブの歴史家、地理学者。バグダードの名家に生まれる。若くしてイラン、インド、スリランカ、ザンジバルを周遊し、知見を広めた。主著『時代の情…

ブワイフ朝 (ブワイフちょう) Buwayh

改訂新版 世界大百科事典
イラン,イラクを支配したイラン系のシーア派王朝。932-1062年。ダイラム人の族長ブワイフの3人の息子は,ジヤール朝のマルダーウィージュに仕えて勢…

バーンク‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【バーンク教会】

デジタル大辞泉
《Kelīsā-ye Vānk》イラン中部の都市イスファハーンのジョルファー地区にあるアルメニア教会。17世紀初頭、サファビー朝アッバース1世の時代に、イス…

スィーオセ‐ばし【スィーオセ橋】

デジタル大辞泉
《Sī-o-se Pol》イラン中部の都市イスファハーンを流れるザーヤンデ川に架かる石造橋。長さ約300メートル。幅14メートル。17世紀初頭、サファビー朝…

タバリー たばりー al-abarī (839―923)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アッバース朝時代の代表的歴史家、コーラン学者。イラン北部タバリスターンのアームルに生まれ、バグダードで死去。幼少時から天才の誉れ高く、若く…

ムータジラ派 (ムータジラは) Mu`tazila

改訂新版 世界大百科事典
8世紀中ごろから10世紀中ごろまで栄えたイスラム神学の先駆的一派。初期のムータジラ派は,イスラムの根本的な教義タウヒードを合理的な思惟によって…

ホスロー(1世) ほすろー Khosrow Ⅰ (?―579)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ササン朝ペルシア第21代の王(在位531~579)。不死霊王、正義王とよばれる。貧農の娘を母とし、兄弟を殺して登位したと伝えられる。一種の共産制を…

こう‐せんし(カウ‥)【高仙芝】

精選版 日本国語大辞典
中国、唐代の武将。高句麗(こうくり)の人。開元の末、安西副都護、四鎮都知兵馬使となる。小勃律を平定し、払菻(ふつりん)・大食(タージー)など七二…

フィーン‐ていえん〔‐テイヱン〕【フィーン庭園】

デジタル大辞泉
《Bāgh-e Fīn》イラン中部の都市カーシャーンの南西郊にある庭園。その起源は16世紀にさかのぼるが、現在見られる庭園はサファビー朝アッバース1世に…

ホルムズ島 ホルムズとう Hormuz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ホルムズ海峡にあるイラン領の島。イラン本土より 8km沖合いに位置する。大半の土地は農耕に適さない。かつてケルマーン地方の産物の貿易の市場とな…

正統カリフ時代 (せいとうカリフじだい)

改訂新版 世界大百科事典
ムハンマドの死に続く4人のカリフ,すなわちアブー・バクル,ウマル1世,ウスマーン,アリーの時代(632-661)をいう。実態はともかく,後のウマイヤ…

マーワルディー まーわるでぃー al-Māwardī (974―1058)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イスラムの法学者。イランのマーワルドに生まれる。スンニー派の法学者で、シャーフィイー学派に属する。アッバース朝カリフの支配力が弱まり、各地…

ハラージュ kharāj

旺文社世界史事典 三訂版
イスラーム法に定められた地租初めはイスラーム教徒支配下の異教徒の貢ぎ物(金納または物納)を意味したが,ウマイヤ朝後半の8世紀以後は,ジズヤ…

セルジューク朝 セルジュークちょう Seljūq

旺文社世界史事典 三訂版
1038〜1194中央アジアのトルコ系オグズ族の一派が建てたイスラーム王朝10世紀ごろ,族長セルジュークは郷土クヌクからシル川下流に移り,イスラーム…

メシェド Meshed

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
別称マシュハド Mashhad。イラン北東部,ホラーサーン州の州都。カシャフ川河谷の標高 985mに位置する。古代名トゥース。アッバース朝第5代のカリフ…

ホルムズガーン〔州〕 ホルムズガーン Hormuzgan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南西部,ペルシア湾沿いにある細長い州。州都はバンダレアッバース。ペルシア湾沿いの低地と,内陸部との高度差が大きい。夏季は長く,気温は…

アッバース・マフムード・アッカード

367日誕生日大事典
生年月日:1889年2月28日エジプトの哲学者・小説家・詩人1964年没

クーファ くーふぁ Kūfa

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラク中部、カルバラー州にある町。アラビア語で「円い砂丘」を意味する。639年、第2代カリフであるウマル1世の命によりイラク総督サード・ブン・ア…

トルコ族 トルコぞく Turkic peoples

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
言語的にアルタイ語族に属する一民族。バイカル湖南岸からアルタイ山脈北方に分布し,前3世紀末頃から丁零の名で中国史料に現れる。5世紀末にはジュ…

後ウマイヤ朝 こううまいやちょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
イベリア半島にあったイスラム王国(756~1031)。アッバース朝によるウマイヤ家一族の虐殺の難を逃れたアブドゥル・ラフマーン1世がイベリア半島に…

クズルバシュ k&idotless;z&idotless;lbaş[トルコ],qizilbāsh[ペルシア]

山川 世界史小辞典 改訂新版
スーフィー教団であるサファヴィー教団によるサファヴィー朝樹立期から同王朝前期にかけて軍事力の基幹となった,トゥルクメン系遊牧部族民による軍…

バンダレアッバース Bandar-e Abbās

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南部,ホルムズガーン州の州都。ホルムズ海峡北岸にのぞむ港湾都市。バンダルは港の意。住民はおもにアラブ系と黒人系。以前の主要な貿易業者…

ラッカ Raqqa

改訂新版 世界大百科事典
シリア北部,ユーフラテス川東岸の都市。人口約3万5000。ギリシア名はニケフォリオンNikēphorion,のちセレウコス2世の名にちなみカリニコスKallinik…

ヘディーブ khedīv; khidīw

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
君主,王子を意味するペルシア語。歴史用語としては副王,藩王などと訳される。 1867年イスマーイール・パシャが第5代エジプト太守の位につくと,オ…

シャウキー Shawqī 生没年:1868-1932

改訂新版 世界大百科事典
エジプトの詩人。カイロの名家に生まれ,アラブ,トルコ,クルド,ギリシアの血を引く。法律を学び,ムハンマド・アリー朝のヘディーウ(副王),タ…

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