松山[町](読み)まつやま

百科事典マイペディア 「松山[町]」の意味・わかりやすい解説

松山[町]【まつやま】

宮城県中部,鳴瀬川右岸の志田郡の旧町。主集落は城下町として発達北部低地では米を多産東部東北本線が通じる。2006年3月,古川市,志田郡三本木町,鹿島台町,玉造郡岩出山町,鳴子町,遠田郡田尻町と合併し市制大崎市となる。30.10km2。7150人(2003)。

松山[町]【まつやま】

山形県北西部,庄内平野東部の飽海(あくみ)郡の旧町。最上川沿いに位置する。中心は城下町として発達した松嶺(まつみね)で,板麩(いたぶ)製造が行われる。米作主体とし,果樹栽培,畜産,林業を行う。2005年11月飽海郡平田町,八幡町と酒田市へ編入。42.92km2。5580人(2003)。

松山[町]【まつやま】

鹿児島県東部,曾於(そお)郡の旧町。大隅半島の北東部に位置し,シラス台地が広がる畑作地帯で,野菜タバコなどを産する。肉牛産地として有名で,養豚養鶏も行う。2006年1月,曽於郡志布志町,有明町と合併し市制,志布志市となる。49.81km2。5042人(2003)。

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