古川[市](読み)ふるかわ

百科事典マイペディア 「古川[市]」の意味・わかりやすい解説

古川[市]【ふるかわ】

宮城県中北部の旧市。1950年市制。陸羽東線が通じる中心市街は奥州街道と羽前街道の交差する地で,宿場町,市場町として発達,慶長年間から続く定期市が,現在も春季に開かれる。東北新幹線,東北自動車道も通じる。仙北平野低地を占め,ササニシキ,ひとめぼれなどの良質米を多産。2006年3月,志田郡松山町,三本木町,鹿島台町,玉造郡岩出山町,鳴子町,遠田郡田尻町と合併し市制,大崎市となる。134.14km2。7万3136人(2003)。
→関連項目陸羽東線

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