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鳴子[町] なるこ

百科事典マイペディアの解説

鳴子[町]【なるこ】

宮城県北西部,玉造(たまづくり)郡の旧町。〈なるご〉とも。江合(えあい)川上流(荒雄川)地域を占め,鳴子八湯の名で,湯治場として発達してきた。中心は鳴子温泉(単純泉など,35〜100℃)がわく温泉街で,陸羽東(りくうとう)線が通じる。
→関連項目陸羽東線

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世界大百科事典 第2版の解説

なるこ【鳴子[町]】

宮城県北西端,玉造郡の町。人口1万0197(1995)。承和年間(834‐848)に鳥屋山が鳴動して熱湯を噴出したので〈鳴声の湯〉と命名したのが鳴子の起源と伝えられ,温泉の町として知られる。江合川(荒雄川)の上流域を占め,大部分は山林で,農林業が行われる。近世には最上街道(羽前街道)の尿前(しとまえ)の関(番所)が置かれ,芭蕉が〈蚤虱馬の尿(ばり)する枕もと〉(《おくのほそ道》)の句を残している。豊富な温泉群は鳴子温泉郷と鬼首(おにこうべ)温泉郷に大別され,前者は古くから玉造八湯と呼ばれる鳴子(単純泉,含ボウ硝食塩泉など9種,35~100℃),東鳴子(単純泉,重曹泉,50~80℃),川渡(かわたび)(重曹硫化水素泉,52~60℃),中山平(単純泉,68~100℃)の諸温泉を含み,湯量が多く,効能も多様であり,東鳴子を除いて国民温泉に指定されている。

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