鳴子[町](読み)なるこ

百科事典マイペディア 「鳴子[町]」の意味・わかりやすい解説

鳴子[町]【なるこ】

宮城県北西部,玉造(たまづくり)郡の旧町。〈なるご〉とも。江合(えあい)川上流(荒雄川)地域を占め,鳴子八湯の名で,湯治場として発達してきた。中心は鳴子温泉(単純泉など,35〜100℃)がわく温泉街で,陸羽東(りくうとう)線が通じる。鳴子ダム人造湖荒雄湖,スキー場があり,こけしを特産。2006年3月,古川市,志田郡松山町,三本木町,鹿島台町,玉造郡岩出山町,遠田郡田尻町と合併し市制大崎市となる。326.10km2。9138人(2003)。
→関連項目陸羽東線

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android