《黄金》(読み)おうごん

世界大百科事典(旧版)内の《黄金》の言及

【サンドラール】より

…その後も旅行癖は止まず,作品の視野はますます広がり,長編詩の延長発展とでもいうべき前衛的小説をやつぎばやに発表し,一作ごとに新しい様式を打ち出す離れ業を演じのけた。フランス小説の文体に革命をもたらしたといわれる《黄金》(1925)をはじめ,《モラバジーヌ》(1926),《ダン・ヤックの告白》(1929)等々の長編小説群は,すでに20世紀文学の古典として高い評価を得ている。43年,4巻から成る特異な回想録シリーズの第1巻《雷に打たれた男》を発表し,49年に刊行された《空の分譲地》で一応の完結を見る。…

※「《黄金》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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