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ござ(茣蓙∥御座) ござ

世界大百科事典 第2版の解説

ござ【ござ(茣蓙∥御座)】

イグサを編んだ敷物で薄畳の一種。古くは御座といい高貴な人の席に敷いた高麗縁の薄いを指したことが《枕草子》に見え,現在の薄縁(うすべり)に連なる。現代の茣蓙はイ(藺)を緯(よこ)にし,経(たて)に綿糸を用いて織られ,板の間や畳の上敷などに用いる。一般に無地のものが多いが,色模様をつけた花茣蓙もある。茣蓙の寸法は関西と関東で異なりそれぞれの畳の大きさを基準とする。茣蓙は寝具としても用いられる。一般農民は近世まで寝所にわらやもみがらを敷きつめ,その上に茣蓙や筵(むしろ)を敷いていた。

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世界大百科事典内のござ(茣蓙∥御座)の言及

【敷物】より

…すわる風習の場合には,すわりごこちを快適にするのが主目的であるが,椅子式の風習の場合には,室内を美化することと足ざわりを柔らかくするのが目的である。前者には,むしろ,ござ,畳,座布団などがあり,後者には,緞通(だんつう),絨毯(じゆうたん)(カーペット),ラッグやマットなどがある。カーペットは所定の場所に固定して敷きつめるもの,ラッグは暖炉の前などに飾りに敷いたりする小型で任意の場所に随時に用いられるもの,マットはだいたい粗末な材料で作ったもので,浴場の足ふき(バス・マット)や玄関の靴ふきなどに用いられる。…

※「ござ(茣蓙∥御座)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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