そうこう

普及版 字通 「そうこう」の読み・字形・画数・意味

【装】そうこう(さうくわう)

装幀。表具の紙。〔西渓叢語、下〕齊民に裝紙の法りて云ふ、汁(へきじふ)(きはだの汁)を(ひた)して(表具の紙)を入る。紙、白を減ずるときは(すなは)ち是(よ)し、染むるときは則ち年久しくして色し。蓋し染なり。

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硬】そうこう(かう)

細くて強い。唐・杜甫〔李潮の八分(はっぷん)小篆の歌〕詩 山(えきざん)の野火に焚(や)く 棗木(そうぼく)の傳、肥(ふと)くして眞を失ふ 縣(こけん)の光和(年間の老子碑)ほ骨立す 書はを貴び、方(まさ)に

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稿】そうこう(さうかう)

草稿。〔漢書仲舒伝〕仲舒家に居り、其のを推し、稿未だ上(たてまつ)らず。偃(しゅほえん)仲舒を候(うかが)ひ、私(ひそ)かに見て之れを嫉み、其の書を竊(ぬす)みて奏す。上(しゃう)、召して儒に(しめ)す。仲舒の弟子呂舒、其の師の書と知らずして、以て大愚と爲す。是(ここ)に於て仲舒~死に當す。

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衡】そうこう(かう)

青い色の佩玉。〔礼記玉藻一命(うんふつ)幽衡(いうかう)(黒い色の佩玉)、再命は赤(せきふつ)幽衡、三命は赤衡なり。

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】そうこう(さうくわう)

市井のやかましい声。また、鐘鼓の音。漢・司馬相如長門の賦〕玉を擠(お)して、以て金鋪を撼(うご)かせば、聲として、鍾(かね)のに似たり。

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【草】そうこう(さうかう)

下がき。原稿。〔史記屈原伝〕懷王、屈原をして令を爲せしむ。屈を屬(つく)り未だ定めず。上官大夫、見て之れを奪はんと欲す。

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【愴】そうこう(さうくわう)

失意してかなしむ。楚・宋玉楚辞九弁、一〕愴(くわうらう)として 故(ふる)きを去りて新しきに就く

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【崢】そうこう(さうくわう)

高くけわしい。きびしくさかん。すぐれる。また、深遠のさま。〔楚辞、遠遊〕下(しも)、崢として地無く 上(かみ)、寥廓(れうくわく)として天無し

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】そうこう

よつであみと、筌(せん)。

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洽】そうこう

あまねくする。

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】そうこう

高くけわしい。

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垢】そうこう

こしきのあか。

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】そうこう

絹と、わた。

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黄】そうこう

浅い萌黄。

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】そうこう

ちまき。

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】そうこう

宝玉。

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【粽】そうこう

ちまき。

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篁】そうこう

細い竹。

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【蒼】そうこう

大空。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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