デジタル大辞泉
「ぶつり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぶつり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる。「ぷつり」よりやや重々しい感じを表わす )
- ① =ぷつり①
- [初出の実例]「鬢の乱れ、ブツリ噛み切って」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉一〇)
- ② =ぷつり②
- [初出の実例]「喉元をブツリと刺し貫き」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉七)
- ③ ひとこと小声でつぶやくさまを表わす語。
- [初出の実例]「ぶつりとも言ずに戻る鳥部山」(出典:雑俳・俳諧觿‐一三(1797))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ブッリ
Burri, Alberto
[生]1915.3.12. チッタディカステロ
[没]1995.2.13. ニース
イタリアの画家。第2次世界大戦中,アメリカ,テキサス州の捕虜収容所抑留中に医者から画家に転向。戦後ローマに戻り本格的に制作を開始した。石炭袋を引裂いて絵具を塗った,血のしたたる皮膚を思わせるような作品を描いた。次いで 1950年代後半には画板の一部を燃やして,吹付けた絵具のしたたりを生かしたり,プラスチックやメタルを溶解した素材を使用した作品を発表。戦後のイタリア美術界で,非絵画素材を大胆に用いた先駆者の一人。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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