アマツバメ(雨燕)(読み)アマツバメ(英語表記)white‐rumped swift

世界大百科事典 第2版の解説

アマツバメ【アマツバメ(雨燕) white‐rumped swift】

アマツバメ目アマツバメ科の鳥で,日本のアマツバメ類の中ではもっとも多い普通種(イラスト)。東アジアの温帯,亜寒帯で繁殖し,東南アジアからオーストラリアにかけて越冬する。日本ではツバメよりやや遅れて4月中旬~5月上旬に渡来し,9月中旬~11月下旬に渡去する夏鳥で,九州から北海道までの各地の山岳部の岩の露出した垂直な崖地や海岸の洞窟で集団繁殖する。渡りの途中では平野部の畑地や市街地の上空にも現れるが,晴天のときはツバメのように低空を飛ぶことはない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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