翻訳|enamel
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
顔料を含む塗料の総称.狭義には,油ペイント(俗称ペンキ)に対してエナメルペイントのこと.油ペイントはビヒクルとして乾性油またはボイル油を使うのに対して,エナメルペイントは樹脂(天然樹脂やロジン変性マレイン酸樹脂,フェノール樹脂などの合成樹脂)と乾性油を加熱重合し,溶剤,乾燥剤を添加した油性ワニスをビヒクルとして用いる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…まず歯は歯冠と歯根に分けられる。歯冠は解剖学的にはエナメル質enamel(かつてはホウロウ質といわれた)でおおわれている範囲をいい,歯根はエナメル質を欠き,セメント質cementumでおおわれている範囲をいう。歯冠と歯根の移行部を歯頸といい,ふつう少しくびれていて,正常状態では自由歯肉で取り巻かれているので,歯冠の一部は歯肉縁下にある。…
…鉄板などの金属板の表面に,ガラス質の被覆を高温で付けることによって,化学的な耐久性を増大させたもの。エナメルともいう。家庭用品などに使用される一般ホウロウと,化学工業の反応容器などに使用される産業用との2種類がある。後者は化学的耐久性を高めたもので,耐酸ホウロウ,グラスライニングなどがある。七宝(しつぽう)もホウロウの一種である。 フリットと呼ばれるガラス粉末と粘土やある種の有機物などの添加物との混合物に水を加えて,ボールミルで微粉砕した釉(うわぐすり)泥漿を,金属板の表面にスプレーガンで吹き付けるなどの手法で付着させ,乾燥後800~900℃の温度で熱処理をしてガラス粉末を融解させ,均一な薄膜にしたものである。…
…七宝焼の略。ホウロウ(琺瑯)ともいい,英語のエナメルenamel,フランス語のエマイユémailにあたる。金属の素地にガラス釉(ゆう)を焼きつけて装飾する工芸。…
…鉄板などの金属板の表面に,ガラス質の被覆を高温で付けることによって,化学的な耐久性を増大させたもの。エナメルともいう。家庭用品などに使用される一般ホウロウと,化学工業の反応容器などに使用される産業用との2種類がある。…
※「エナメル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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