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ジュール ジュール Joule, James Prescott

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジュール
ジュール
Joule, James Prescott

[生]1818.12.24. ソルフォード
[没]1889.10.11. セール
イギリス物理学者。豊かな醸造家の次男に生れ,J.ドルトンに手ほどきを受けたのち,独学で一生を研究に費やした。 1840年電動機に発生する熱量を測定し,電流と発熱量に関する「ジュールの法則」を発見。

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ジュール
ジュール
joule

仕事,エネルギー,熱量,電力量の SI組立単位。記号はJ。 1Jは大きさ 1Nの力が物体を力の方向へ 1m動かすときになされる仕事,またはその仕事に相当するエネルギー,熱量のこと。また電位差 1Vの2点間を 1Cの電気量が運ばれる電力量でもある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

ジュール

SIのエネルギー(仕事、熱量)の単位。固有の名称を持つ組立単位で、英国の物理学者名にちなむ。エネルギーの量は、物体に力を加えて移動させた際の仕事によって代表され、その単位ジュールは、1 Nの力を加えながら1 m移動させた際の仕事に当たる。

(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ジュール(James Prescott Joule)

[1818~1889]英国の物理学者。「ジュールトムソン効果」「ジュールの法則」を発見。

ジュール(joule)

国際単位系(SI)の仕事エネルギー熱量の単位。1ジュールは1ニュートンの力で物体を1メートル動かすときの仕事量。英国の物理学者J=P=ジュールにちなむ。1ジュールは107エルグ。記号J

ジュール(Győr)

《「ジェール」「ジョール」とも》ハンガリー北西部の都市。ドナウ川の支流ラーバ川沿いに位置する。11世紀にハンガリー王イシュトバーン1世により司教座が置かれ、交易の拠点として栄えた。旧市街にはジュール大聖堂、ジュールバレエ団の本拠地として知られるキシュファルディ劇場、20世紀ハンガリーを代表する彫刻家ボルショシュ=ミクローシュの美術館などがある。

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百科事典マイペディアの解説

ジュール

英国の物理学者。富裕な醸造業者の子で,J.ドルトンに学んだほかは学校教育を受けなかった。1838年から自宅の実験室で研究,電流の熱作用に関するジュールの法則を確立(1840年),種々の方法で熱の仕事当量を実測(1843年),気体の自由膨張で温度が変わらないことを発見(ジュールの実験,1845年),ケルビンと協力してジュール=トムソン効果を発見(1854年),エネルギー保存の法則の確立に寄与,1862年にその測定を完成した。
→関連項目エネルギー保存の法則マイヤー

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栄養・生化学辞典の解説

ジュール

 仕事量,熱量などの単位.質量1kgの物体を1ニュートンの力で1m動かすときの仕事量を1ジュール(J)とする.1cal=4.184J.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ジュール【joule】

仕事あるいはエネルギーの単位で,記号はJ。1J=1N・m(ニュートンメートル)と定義される。すなわち,1Jは物体に1Nの力が働いて,力の方向に1mだけ動かしたときにその力がなす仕事に等しい。例えば,1lの水を地球の重力に抗して静かに1m持ちあげるときの仕事を考えると,水の質量は約1kg,地球の重力加速度は約9.8m/s2であるから,水に働く力は1kg×9.8m/s2=9.8kg・m/s2=9.8Nであるので,9.8N×1m=9.8Jの仕事となる。

ジュール【James Prescott Joule】

1818‐89
イギリスの物理学者。マンチェスターの近くで生まれ,家庭で教育を受けた後,15歳のとき,マンチェスターでJ.ドルトンによって手ほどきを受け,物理学と化学の勉強を始めた。いくつかの職業を経験したのち,マンチェスターの近くのサルフォードの大きな醸造所の所有者となった。科学実験に興味をもち,大学の教職には一生つかなかったが,自宅の研究室で余暇に多くの研究をした。ジュールのもっとも有名な業績は仕事当量を精密に測定したことであるが,このほかにも電流の熱作用に関するジュールの法則の発見,空気の自由拡散の際の温度効果や空気の自由膨張についての実験などの業績がある。

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大辞林 第三版の解説

ジュール【joule】

〔物理学者ジュールの名にちなむ〕
仕事・熱量・エネルギーの SI 単位。1ニュートンの力が働いて、その力の方向に1メートル 動かすときの仕事。一ジュールは0.24カロリーに等しい。記号 J  

ジュール【James Prescott Joule】

1818~1889) イギリスの物理学者。熱の仕事当量を測定し、ジュール-トムソン効果を発見するなど、エネルギー保存の法則の確立に寄与した。

出典|三省堂
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単位名がわかる辞典の解説

ジュール【joule】

エネルギー・仕事・熱量の国際単位。記号 は「J」。1Jは物体に1ニュートン(N)の力を加え、1m移動させたときの仕事(1J=1N・m)。カロリーに代わる単位である。1ℓの水の温度を1℃上げるために必要な熱量は約4186.05J(約1kcal)である。◇名称は、イギリスの物理学者ジュールにちなむ。

出典|講談社
(C)Kodansha.
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世界大百科事典内のジュールの言及

【エネルギー】より

…1840年ごろ,ドイツの医師J.R.vonマイヤーは,瀉血(しやけつ)の際の患者の血の色がヨーロッパと熱帯の国々とで異なることに暗示され,力学的現象と熱現象を合わせて(さらにはもっと一般に他の形のエネルギーも含めて)エネルギー保存則が成り立たねばならないことを指摘した。実際,彼はそれに基づいて観測された気体の定圧,定積比熱の値の差から,(ジュールの実験を知らずに)理論的に熱の仕事当量の値のおおよその値を見積もることに成功している。同じころイギリスのJ.P.ジュールは,一定量の力学的仕事をすればどんな物質に対してもどんな方法ででもかならず一定の熱量が得られるはずだと考え,おもりの降下に伴う羽根車の回転によって容器内の液体をかき混ぜて熱を発生させ,この熱とおもりになされた仕事とを比べて,実験的に熱量1calが仕事4.19Jに当たることを確かめた(この数字が熱の仕事当量Jで,正しくはJ=4.186J/cal)。…

【エネルギー】より

…1840年ごろ,ドイツの医師J.R.vonマイヤーは,瀉血(しやけつ)の際の患者の血の色がヨーロッパと熱帯の国々とで異なることに暗示され,力学的現象と熱現象を合わせて(さらにはもっと一般に他の形のエネルギーも含めて)エネルギー保存則が成り立たねばならないことを指摘した。実際,彼はそれに基づいて観測された気体の定圧,定積比熱の値の差から,(ジュールの実験を知らずに)理論的に熱の仕事当量の値のおおよその値を見積もることに成功している。同じころイギリスのJ.P.ジュールは,一定量の力学的仕事をすればどんな物質に対してもどんな方法ででもかならず一定の熱量が得られるはずだと考え,おもりの降下に伴う羽根車の回転によって容器内の液体をかき混ぜて熱を発生させ,この熱とおもりになされた仕事とを比べて,実験的に熱量1calが仕事4.19Jに当たることを確かめた(この数字が熱の仕事当量Jで,正しくはJ=4.186J/cal)。…

【ケルビン】より

…カルノーの研究に注目し,カルノーの原理とルニョーの実験結果に基づいて,1848年絶対温度目盛を導入,のちに彼の名にちなみその単位はケルビンと名づけられた。また,1847年のJ.P.ジュールの熱の仕事当量に関する論文の重要性を高く評価し,熱と仕事の同等性の見地からカルノー理論の一般化を試み,51年独自に熱力学第2法則を定式化した。同年トムソン効果の名で知られる熱電気の研究を行い,翌年にはジュールとともにジュール=トムソンの実験として有名な細孔栓の実験を行ってジュール=トムソン効果を発見した。…

【ジュールの法則】より

…導線に電流が流れると熱が発生する。これをジュール熱Joule’s heatといい,単位時間当りの発熱量は,電流の2乗と導線の電気抵抗の積に等しい。これがジュールの法則で,1840年にJ.ジュールが確立した。…

【熱の仕事当量】より

…ふつう,14.5℃の水1gを15.5℃に上げるのに必要な熱量を熱量の単位とし,カロリー(cal)と呼ぶ。また,MKS単位系で仕事の基本単位はジュール(J)である。これらの単位を使うとW/Q=4.186である。…

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