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トルコ帽 トルコぼうtarboosh

翻訳|tarboosh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トルコ帽
トルコぼう
tarboosh

フェズ fezともいう。エジプト,アラビアトルコイスラム教徒の男性用の帽子。赤いフェルト製,黒い房飾りつきで,つばがなく,バケツを伏せたような形をしている。トルコ王マフムート2世の制定に始り,1925年9月,トルコ共和国政府により,女性のベールとともに禁止令が出された。フランス語のシェシア chéchiaはこれと同型のアフリカやアラビア北部部隊の兵士用キャップをさす。

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デジタル大辞泉の解説

トルコ‐ぼう【トルコ帽】

円錐台形の、つばのない帽子。頂上の中央に房をつける。もと、トルコ人がかぶっていたところからの名。今はイスラム教徒が多く着用。

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百科事典マイペディアの解説

トルコ帽【トルコぼう】

モロッコ人やトルコ人がかぶっていたブリム(つば)のない頭にぴったりついた帽子。トルコ語ではフェスfesとよばれる。赤いフェルトで作られ,上がややつぼまった円筒形。

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世界大百科事典 第2版の解説

トルコぼう【トルコ帽】

赤いフェルトでつくられた円筒状で,小さな房飾を中心から垂らした帽子。おもにオスマン帝国時代のトルコで用いられ,トルコ語ではフェスfesとよばれる。この名称はモロッコのフェスで製作されたことに由来する。もともとモロッコ人がかぶっていたのがはじまりで,16世紀にオスマン帝国支配下のアルジェリアで船長や海賊が愛用した。1827年,オスマン帝国は軍事改革の一端として,陸軍の制帽としてこれを採用し,さらに政府の役人にも着用が命ぜられて一般化した。

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大辞林 第三版の解説

トルコぼう【トルコ帽】

円筒状で平らな頂上の中央にふさのついた帽子。 〔もとはトルコ人がかぶったが、現在は他の国のイスラム教徒がかぶる〕

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世界大百科事典内のトルコ帽の言及

【ターバン】より

…緑色は預言者ムハンマドの子孫を示す色となり,赤色はバイユーミー教団のデルウィーシュのシンボルとなった。近代になるとターバンを巻く者をムアンマムといい,保守伝統派をなし,一方タルブーシュ帽(トルコ帽)をかぶる者はムタルバシュと呼ばれ,進歩派となり対立がみられたが,トルコでもケマル・アタチュルクが宗教人以外にはターバンを廃止させ,エジプトでは現在アズハルのシャイフや農村部の老人層が着けるのみとなった。【奴田原 睦明】
[帽子としてのターバン]
 ヨーロッパで,このように長い布を巻いたかぶり物が婦人帽として流行したのは,19世紀の初期である。…

※「トルコ帽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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