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フォッサ・マグナ フォッサ・マグナ Fossa Magna

翻訳|Fossa Magna

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォッサ・マグナ
フォッサ・マグナ
Fossa Magna

日本列島を中部地方で南北に横切る日本の地質構造上重要な地帯。本来は大きな裂け目という意味のことばで,明治に日本の地質を調べたドイツ人エドムント・ナウマンによって命名された。西側は糸魚川-静岡構造線という逆断層で赤石山脈日本アルプスの高い山々と境され,東側は富士山八ヶ岳などの新しい火山に覆われるためその境をはっきりと確認しにくいが,関東山地西縁部を通ると考えられている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

フォッサ・マグナ

本州中央部を南北に縦断し、東・西日本を分ける大断裂帯。E.ナウマンが地形や地質の不連続を基に命名。西縁は糸魚川‐静岡構造線で断たれる。赤石山地から関東山地に連なる八の字型に屈曲した基盤岩類により、北部と南部に分かれる。北部の新第三系日本海の拡大に関連して形成され、南部の海底火山噴出物からなる新第三系はフィリピン海プレートの沈み込みに関係して形成された。丹沢山地伊豆半島は、この沈み込みに従い本州に衝突・付加した伊豆・小笠原弧の北端にあった地塊。基盤岩類の大屈曲や新第三系に見られる著しい変形や衝上断層は、こうした衝突で説明される。

(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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