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ペロー ペロー Perrault, Charles

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ペロー
ペロー
Perrault, Charles

[生]1628.1.13. パリ
[没]1703.5.15. パリ
フランスの詩人,童話作家。法曹界に入り,コルベールの下で働いた。 1671年アカデミー・フランセーズ会員。初め詩を書いていたが,散文に転じ,民間伝承をもとに『童話集』 Histoires ou contes du temps passé (1697) を著わした。

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ペロー
ペロー
Perrault, Claude

[生]1613.9.25. パリ
[没]1688.10.9. パリ
フランスの建築家,医者。童話作家のシャルルペローの兄。フランス宮廷のいくつかの建築デザインに関与。ルーブル宮殿の東面のデザイン (1667~74) は彼の代表作であるとともに 17世紀後半のフランス建築バロック的性格を典型的に示す。

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ペロー
ペロー
Perrot, Jules

[生]1810.8.18. リヨン
[没]1892.8.18. パラム
フランスの舞踊家,振付家。フルネーム Jules-Joseph Perrot。ロマンチック・バレエ時代をつくり上げた最大の功労者。エドガー・ドガの絵『ダンス教室』に描かれているように,背は低く,容姿に優れなかったが,俊敏で跳躍力があったところから「大気の精ペロー」の愛称で呼ばれた。

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ペロー
ペロー
Perot, Henry Ross

[生]1930.6.27. テキサス,テキサカーナ
アメリカの実業家,政治家。少年期はボーイスカウト団員として活動し,1949年に海軍兵学校に入学。 1957年まで海軍に所属,その後,IBM社に勤めたが,1962年にデータ処理システムの設計,運用を行なうエレクトロニック・データシステムEDS社を創立。

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デジタル大辞泉の解説

ペロー(Charles Perrault)

[1628~1703]フランスの詩人・童話作家。「青ひげ」「長靴をはいた猫」「サンドリヨンシンデレラ)」などの民間説話を集めた「童話集」で有名。また、古代の作家に対する近代の作家の優越性を主張し、新旧論争のきっかけをつくった。

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百科事典マイペディアの解説

ペロー

フランスの批評家,童話作家。1687年,近代人が古代人よりすぐれていると説く詩を発表したことから古代派のボアローと激しく論争,これが新旧論争の発端となった。作家としては《童話集》(1697年)によって有名。
→関連項目青髯伝説赤ずきん児童文学ティーク

ペロー

フランスの舞踊家,振付家。リヨン生れ。13歳でパリに出,舞踊家オーギュスト・ベストリス〔1760-1842〕に師事。1830年パリのオペラ座デビューし,マリータリオーニと共演。

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世界大百科事典 第2版の解説

ペロー【Charles Perrault】

1628‐1703
フランスの批評家,童話作家。17世紀後半に活躍した神学者や建築家などのペロー4兄弟の末弟。弁護士の資格を得て大臣コルベールの下で働き,重用される。しかし1671年にはアカデミー・フランセーズ会員となり,87年の総会で国王の頌詩《ルイ大王の世紀》を発表した。ルネサンス以来の古典尊重の文芸思潮に反発し,古代と近代の作家を同次元に置いて比較し,前者の絶対視を否定したことによって,新旧論争口火を切る。古代派の反撃に対して,4巻の《古代人・近代人比較論》を著した。

ペロー【Claude Perrault】

1613‐88
フランスの医師,建築家。パリ生れ。医師としての本業のほかに建築設計を行い,ウィトルウィウスの翻訳のほか建築論を著す。ルーブル宮殿東端のファサード(1674)は,宰相コルベールの下でル・ブランと競った末,彼の案が採用されたものである。彼は感覚論的な立場からダイナミックな建築の創造を唱え,規範の絶対性を主張する建築アカデミー院長N.F.ブロンデルとの間に建築上の〈新旧論争〉を引き起こした。批評家,童話作家のシャルル・ペローは弟。

ペロー【Jules Joseph Perrot】

1810‐92
フランスの舞踊家,振付師。リヨンに生まれ,幼時から古典舞踊を習うが,道化芝居サーカスに出演もする。13歳のときパリへ出て,当時人気のあったアクロバットの名手マズリエCharles‐François Mazurier(1798‐1828)のような踊り手になることを夢見てA.ベストリスに師事するかたわら,動物園に通って猿の生態の観察までした。種々の劇場で踊ったのち,1830年オペラ座でデビューする。のち世界各地で踊るが,ナポリで当時14歳のグリジを発見し,彼女を世に出すことを生き甲斐とし,その教育に努め,41年,パリのオペラ座において《ジゼル》の主役を踊らせることに成功する。

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大辞林 第三版の解説

ペロー【Charles Perrault】

1628~1703) フランスの詩人。詩「ルイ一四世の世紀」で現代作家の優越を論じ、新旧論争をまき起こす。「赤頭巾」「長靴をはいた猫」「青ひげ」など、おとぎ話をまとめた「童話集」が名高い。

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世界大百科事典内のペローの言及

【青髯伝説】より

…青髯Barbe‐Bleueとは,フランスのC.ペローの《昔話集》(1697)に収められた同名の物語の主人公ラウルのことである。不気味な青い髯のゆえに恐れられている大金持ちの貴族が新妻を迎えるが,彼女は夫の留守中に禁断の小部屋をのぞいてしまう。…

【赤ずきん】より

…ヨーロッパで口伝えの昔話で,フランスのC.ペローが〈童話集〉に再話して収めたもの。赤ずきんとよばれる娘が母の言いつけで祖母に菓子を持って行く途中,狼に出会う。…

【児童文学】より

…以下,〈絵本〉や〈口承文芸〉については別項にゆずり,狭義の児童文学の歴史をたどってみよう。
【西洋】
 世界の児童文学の源流に立つのはC.ペローである。ペローの《ガチョウ小母さんのお話》(1697)は,昔話に初めて文字をあたえ,〈赤ずきん〉や〈長靴をはいた猫〉〈親指小僧〉を子どもたちの永遠の財産にした。…

【長靴をはいた猫】より

…フランスのシャルル・ペローが1697年に出版した《昔々の物語ならびに教訓》に再話として収めた昔話。遺産として猫しかもらえなかったある三男坊に,猫がカラバ侯爵という名をつけて巧みに王に推挙するいきさつを物語る。…

【マザーグース】より

…イギリスでは〈nursery rhymes(子ども部屋の歌)〉と呼ぶのが普通。この俗称の起源は,1765年ころニューベリーJohn Newberyが出版した童謡集《がちょうおばさんの歌Mother Goose’s Melody》にあるといわれる(この書名には1697年に出版されたフランスのC.ペローの童謡集の副題《がちょうおばさんの物語Contes de ma mère l’Oye》の影響があるだろう)。18世紀初頭のボストンで孫たちに童謡を教えたエリザベス・グース夫人の名まえに由来するというアメリカの俗説もある。…

【妖精物語】より

…とくに17世紀末フランスの宮廷やサロンで,特定の作家による再話や創作が流行しはじめ,それらが各国にひろまり,近代児童文学の成立に大きな影響を及ぼす。狭義の妖精物語として知られる初期の代表作はオーノア夫人によるもの(1697‐98)で,《金髪姫》《青い鳥》などがあるが,同時期のC.ペローによる《眠れる森の美女》《サンドリヨン》などの〈物語集〉(1697)のほうが広く読まれ,18世紀における妖精物語の嚆矢となる。ルプランス・ド・ボーモン夫人の《美女と野獣》などがこの伝統をうけついだが,19世紀になるとドイツのグリム兄弟らロマン派の作家たちによる組織的な再話の試みがなされ,セギュール夫人らの創作妖精物語の試みもあらわれる。…

【新旧論争】より

…古代近代論争とも呼ばれ,2期に分かれる。前期は1687年ペローの国王の頌詩《ルイ大王の世紀》に端を発し,ギリシア・ラテンの古典と当代のフランス文学の優劣をめぐって,ペロー,フォントネル等の近代派と,ボアローを中心とするラ・フォンテーヌ,ラ・ブリュイエール等の古代派が対立。94年にアルノーの仲介によって両派が和解する。…

【ジゼル】より

…台本は,ゴーティエ,サン・ジョルジュとJ.コラリの共作。コラリとJ.ペロー振付。1841年6月パリ・オペラ座初演。…

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