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メーキャップ makeup

翻訳|makeup

世界大百科事典 第2版の解説

メーキャップ【make‐up】

演劇用語で,役柄に合わせた俳優の顔のこしらえのことをいう。
[近代以前]
 未開社会の儀式的芸能では,演者の変身をあらわすのに仮面を使うか顔を色模様で飾ることが多いが,演劇は初期形態から何らかの顔の扮装を伴ってきた。古代ギリシア演劇が仮面を使用したのは,伝説的に最初の悲劇俳優と伝えられるテスピスに始まるとされるが,ローマ演劇も基本的に仮面劇であった。中世宗教劇は仮面を使わなかったから,役柄に合わせた扮装が要求され,14世紀以降に盛んになる奇跡劇では,悪魔,天使,聖者,動物など独特のメーキャップをもつものが登場した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

メーキャップ【makeup】

( 名 ) スル
化粧。特に、俳優が役柄に合わせて化粧すること。メークアップ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メーキャップ
めーきゃっぷ
make-up

化粧、扮装(ふんそう)の意。一般的な女性の化粧(基礎化粧に対する仕上げ化粧)のほか、俳優の舞台化粧にも使われる用語。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のメーキャップの言及

【鬘】より

…【木村 雄之助】
[西洋演劇の鬘]
 古代ギリシア劇では仮面に髪がつけられ,ローマ演劇にも引き継がれたが,近世演劇は人物の風俗考証を無視し,俳優はすべて同時代人の容姿で舞台に立ったから,演劇用の鬘も日常生活のそれに見合っていた。舞台で鬘がメーキャップの一部として重要性を担うのは,18世紀末に人物の風俗に時代考証を重んじ出してからである。つまり日常生活のなかで鬘が使われなくなるにつれ,演劇の鬘が意識されてくる。…

※「メーキャップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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