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レー Rae, John

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レー
Rae, John

[生]1797.6.1. アバディーン
[没]1872.7.14. ニュージャージー,クリフトン
スコットランド生れの古典学者,数学者,生物学者,医師,経済学者。アバディーン,エディンバラ両大学に学び,カナダに渡って,のちアメリカに移住。主著"Statement of Some New Principles of Political Economy" (1834) で A.スミスを批判して保護主義を主張。また資本利子の本質を現在財と将来財に対する評価の差に求めている点で E.ベーム=バウェルクの時差説の先駆としてのちに注目されるようになった。

レー
Rais(Retz), Gilles de

[生]1404.9/10. シャントセ
[没]1440.10.26. ナント
フランスの軍人。国王シャルル7世に仕え,オルレアンからコンピエーニュまでジャンヌ・ダルクの護衛にあたった (1429~30) 。若くしてティフォージュ城に引退し,豪奢放埒な生活にふけって資産を蕩尽した。魔法,錬金術,降霊術の研究に熱中し,異端および殺人の罪で処刑された。居城を捜査したところ,秘儀や実験のために誘拐して殺害した幼児の骨およそ 200体が発見された。彼の犯罪は世間を騒がせ,青ひげ伝説の素材となった。

レー
Leh

インド北部,ジャンム・カシミール州東部の町。ラダック地区の中心地で,同州の 1949年停戦ラインのインド側に位置する(→カシミール)。隊商の終点として建設され,唯一の幹線「盟約道路」で西のスリナガル,南東のデムチョク(中国の実行支配地域)と結ばれる。ラダック山脈の標高 3520mの高地に位置し,定住民のある町としては世界最高に属する。おもに交易の町であるが,果樹栽培や農業も行なわれる。町を見おろす位置にラダック王朝の宮殿やサンカール僧院がある。人口 3万870(2011)。

レー
Re

古代エジプトの太陽神。ラー Raともいう。主聖所はギリシア人ヘリオポリス (太陽の都) と呼ぶイウーン北部にあった。原初の大洋ヌーから生まれると,最初の宇宙をつくり神や人間を支配したが,年老いるとヌトの背に乗って天空にのぼり,世界を創造した。天空では毎日舟に乗って東から西へとめぐった。創造者としてのレーは多くの神々と習合し,古王国時代から王によって最も崇拝されるようになり,中王国時代以後,全国的な神となった。石で表わされた太陽光線すなわち巨大なオベリスクのかたちで崇拝され,現存するものとしては第 12王朝期のセソストリス1世が建てたものがある。毒ヘビに巻かれた太陽円盤を頭上に載せた男,羊頭の男,聖蛇で飾られた円盤を頭に載せたタカの頭部をもつ男などの姿で表わされる。

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デジタル大辞泉の解説

レー(Leh)

インド北部、ジャンムカシミール州の都市。ヒマラヤ山脈カラコルム山脈に挟まれたラダック地方最大の都市であり、インダス川源流部の扇状地に位置する。標高約3650メートル。かつてラダック王国の都が置かれ、チベットへの隊商路の中継地として栄えた。チベットのラサにあるポタラ宮がモデルとなったというレー王宮や、チベット仏教の寺院などが残る。レヘ

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岩石学辞典の解説

レー

塩の表面堆積物に対するインドの地方での名称[Twenhofel : 1950].

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