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ロマンティック・バレエ romantic ballet

世界大百科事典 第2版の解説

ロマンティック・バレエ【romantic ballet】

19世紀初頭に,文学,音楽,絵画などの主流をなしたロマン主義の影響を強く受けたバレエ史における一時期およびその時代のバレエ作品をいう。狭義には1830‐50年をいうが,プレ・ロマンティックおよびポスト・ロマンティックといわれる時代も含めて1820‐70年とすることもある。バレエ史では芸術史一般にみられる古典主義からロマン主義へという時代様式の流れとは異なり,17世紀後半に現在用いられているバレエ(正確には古典舞踊)の技法の基礎がおかれたときから20世紀初めまでをクラシック・バレエの時代といい,古典舞踊の技法に準拠する作品を同様に定義することがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のロマンティック・バレエの言及

【バレエ】より

…ブラシスと同時代,すなわち19世紀初頭を飾る最も大きな名前はM.タリオーニである。彼女の踊った《ラ・シルフィード》(1832)は,いわゆるロマンティック・バレエの成功を決定的にしたものであるが,同時にこのバレエで初めて用いられた特殊なスカートは,今日バレエの制服と考えられているチュチュである。それは純白のオーガンディーとチュールを幾枚も重ねた,釣鐘形のふわふわした軽い霞のようなスカートである。…

【ペロー】より

…舞踊家としては身軽で,複雑な技術を得意とし,〈空気のペロー〉といわれた。舞姫偏重のロマンティック・バレエの時代にあって批評家,観客の双方から賞賛された数少ない男性舞踊家の一人である。オペラ座時代にはロマンティック・バレエの女王タリオーニの相手役を務めたが,彼の人気が災いしてタリオーニの不興を買い,退団に追い込まれたとの説もある。…

※「ロマンティック・バレエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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