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ナス科ハシリドコロScopolia japonicaの根茎および根の乾燥物をロート根といい,その粗粉末を35% エタノールまたは水によって浸出した褐色の粘ちゅうなエキスをいう.特異な臭気があり,味は苦い.ヒオスシアミン,アトロピン,スコポラミンなどのアルカロイドを含む.胃酸過多,胃痛,胃けいれん,胃潰瘍などに消化液分泌抑制,鎮けい薬として1日0.03~0.06 g を内服する.極量1回50 mg,1日0.15 g.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…根茎は生薬のロート根(こん)となり,ベラドンナの日本産代用品とする。有毒成分は複数のアルカロイドで,ヒヨスチアミンhyoscyamine,スコポラミンscopolamineなどを含み,胃痛,胃痙攣(いけいれん),十二指腸潰瘍などに用いられるロートエキスやアトロピンatropine(ヒヨスチアミンのラセミ体)の製造原料とする。 ハシリドコロ属はヨーロッパ,ヒマラヤ,東アジアに7種が知られ,すべて有毒植物である。…
※「ロートエキス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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