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ローレンツ ローレンツ Laurents, Arthur

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ローレンツ
ローレンツ
Laurents, Arthur

[生]1917.7.14. ニューヨーク,ニューヨーク
[没]2011.5.5. ニューヨーク,ニューヨーク
アメリカ合衆国の劇作家,映画脚本家。1937年コーネル大学を卒業。軍隊における反ユダヤ主義を扱った『勇者の故郷』Home of the Brave(1945,1949映画化)で注目を集めた。

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ローレンツ
ローレンツ
Lorentz, Hendrik Antoon

[生]1853.7.18. アルンヘム
[没]1928.2.4. ハールレム
オランダ物理学者ライデン大学を卒業,同大学教授 (1878) 。ハールレムのタイラー研究所所長 (1912) 。誘電物質や金属による電磁波の反射および屈折の理論 (1875) を手始めに,媒質の密度と屈折率の関係 (80) ,光の分散の考察などを経て,1896年,物質中における電子の存在を仮定した理論によってゼーマン効果を説明し,物質のいろいろな性質を説明するために電子論を展開した (→ローレンツの電子論 ) 。

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ローレンツ
ローレンツ
Lorenz, Konrad Zacharias

[生]1903.11.7. ウィーン
[没]1989.2.27. アルテンブルク
オーストリアの動物学者。父は整形外科医ウィーン大学教授。幼時より動物の飼育を好む。 1922年より,コロンビア,ウィーン両大学で医学を学ぶ。そのかたわらコクマルガラスを飼育してその行動を研究。

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デジタル大辞泉の解説

ローレンツ(Hendrik Antoon Lorentz)

[1853~1928]オランダの理論物理学者。マクスウェルの電磁理論を支持し、ローレンツ力を導入、ゼーマン効果の理論を立てて物質内の電子の存在を確認し、ローレンツ収縮を提唱。1902年に同じオランダの物理学者P=ゼーマンとともにノーベル物理学賞を受賞。

ローレンツ(Konrad Zacharias Lorenz)

[1903~1989]オーストリアの動物学者。刷り込み現象、生得的な行動の解発などについて記述。動物行動学を確立した。1973年ノーベル生理学医学賞受賞。著「ソロモンの指輪」「攻撃」など。

ローレンツ(Arthur Laurents)

[1917~2011]米国の劇作家・脚本家。ミュージカルウエストサイド物語」、映画「追憶」「悲しみよこんにちは」などの脚本を手がけた。

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百科事典マイペディアの解説

ローレンツ

オランダの理論物理学者。1878年ライデン大学教授。物質を荷電粒子の集合体系とする電子論を展開,光の屈折率と密度の関係を論じてローレンツ・ローレンツの式を導き(1878年,ローレンツとデンマークの物理学者L.V.Lorenzが独立に導出),物質内部に自由電子束縛電子の存在を仮定して種々の電磁的・光学的現象を説明,電磁場マクスウェルの方程式を導き出し(1895年),ゼーマン効果の理論を立てた。
→関連項目ゼーマン

ローレンツ

オーストリアの動物学者。ウィーン大学に学び,ケーニヒスベルク大学教授を経てドイツマックスプランク行動生理学研究所を創設。のち母国に戻り国立比較行動研究所を設立。

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世界大百科事典 第2版の解説

ローレンツ【Hendrik Antoon Lorentz】

1853‐1928
オランダの理論物理学者。ライデン大学に学び,1875年《光の反射と屈折の理論について》と題する論文により学位を取得。78年に,ライデン大学に新設された理論物理学教授となり,1912年にP.エーレンフェストを後任に迎えるまで在職した。19年から8年間は政府の教育委員会メンバーとなり,19年にはゾイデル海の埋立てに関する委員会の会長に任命され,必要な堤防の高さなどを計算した。また27年から5回連続してソルベー会議の議長を務めた。

ローレンツ【Konrad Zacharias Lorenz】

1903‐89
オーストリアの動物学者。父親は高名な外科医。ウィーン大学で比較解剖学,動物学,カント哲学を学ぶ。1940年よりケーニヒスベルクのアルベルトゥス大学心理学教授。第2次大戦に軍医として従軍し,ソ連軍捕虜となるが,48年に帰国。61年から73年までマックス・プランク行動生理学研究所長をつとめる。1930年代より魚類,鳥類を主とした動物の行動の研究を行い,刷込みリリーサーなどの概念を提唱し,動物行動学(エソロジー)という領域を開拓した。

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大辞林 第三版の解説

ローレンツ【Hendrik Antoon Lorentz】

1853~1928) オランダの理論物理学者。電磁場・光・電子を研究し、光の屈折率と密度の関係を示す式、ローレンツ力を導入し、ゼーマン効果の理論を発表。また、ローレンツ短縮・ローレンツ変換式の導出により相対性理論の先駆をなした。

ローレンツ【Konrad Zacharias Lorenz】

1903~1989) オーストリアの動物学者。主に鳥類・魚類の観察を通じて動物行動の機構を明らかにし、動物行動学(エソロジー)を開拓。「刷り込み」の研究は著名。著「攻撃」など。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のローレンツの言及

【自由電子】より

…自由電子に対して,原子や分子などの中に束縛されて自由に運動できない電子は束縛電子bound electronと呼ばれる。物質中の自由電子の概念は,20世紀の初め,ドイツのドルーデPaul Karl Ludwig Drude(1863‐1906)とH.A.ローレンツが,金属の価電子が自由電子のガスとして存在すると考えると,金属の電気伝導,熱伝導,光学的性質などをおおよそ説明できることを示したのが最初である。このような考え方を古典自由電子模型と呼んでいるが,この成功の一つは,金属の電気伝導度と熱伝導度との比は同一温度では金属の種類によらず同一の値をもつというウィーデマン=フランツの法則を説明できたことである。…

【相対性理論】より

…それは,電磁波は真空や物質の中を一様に満たしているエーテルという仮想的な媒質の中を伝わるというものであり,マイケルソン=モーリーの実験(これも静止したエーテルの存在を実験的に見いだそうとしたものである)が,これに対して否定的な結果を与えた後も,この考えはなかなか捨てられなかった。このような仮想的な物質を仮定することは,かえって困難を増すのみであったが,H.ローレンツとG.フィッツジェラルドは,それぞれ独立に,エーテル説に立ったうえで,マイケルソン=モーリーの否定的実験を説明するためには,速度vで動く物体は,その進行方向に倍短くなると考えればよいことを示した(ローレンツ収縮)。しかし,あらゆる物体が,その種類をとわず一様に収縮する機構を説明することはできなかった。…

【電気】より

…マクスウェルの理論に欠けていた第2の点は,電荷や電流の本性は何かということである。これに答えようとしたのは,物質の電気的・磁気的性質を物質の原子的構造から説明することを目ざす,H.A.ローレンツの〈電子論〉であった。電子論では,仮説として,物質が正負の電荷をおびた微粒子からなるという考えを導入するが,真空放電の研究に続く陰極線の発見を経て,96年にローレンツおよびJ.J.トムソンが,それぞれゼーマン効果,陰極線粒子の比電荷の研究によって電子の存在を確認するにおよんで,電子論の基礎はひじょうに強固となった。…

【ローレンツ収縮】より

マイケルソン=モーリーの実験は,絶対静止系(エーテル系)の存在を否定するものであったが,H.A.ローレンツはなおエーテル説との両立を求め,エーテルに対して速度vで動く物体は,光速度をcとすると,その方向にの割合で短くなると考えればよいことを示した(1893)。この仮説をローレンツ収縮,またはローレンツ短縮という(G.F.フィッツジェラルドも独立にこの仮定を立てており,フィッツジェラルド=ローレンツ収縮ともいう)。…

【ローレンツ=ローレンツの式】より

…気体の屈折率をn,密度をρとし,その気体の分子の分子量をM,分極率をα,アボガドロ数をNA,真空の誘電率をε0とすると,で表される。この関係式は,オランダのH.A.ローレンツとデンマークのL.V.ローレンツLudwig Valentin Lorenz(1829‐91)によってそれぞれ独立に導き出されたもので,気体の屈折率nは,本質的にその気体の分子の分極率αが与えられれば求められることを示している。右辺の量はR0と書かれ,モル屈折と呼ばれる。…

【攻撃性】より

…しかしその反面トゲウオの例でみたように,攻撃性は単純な刺激によって解発される生得的な行動パターンの一つとみることもでき,もし攻撃性の発現を抑えられると,別の代償対象に攻撃性を向ける動物の例も数多く知られている。ここからK.ローレンツは,人間の場合にも攻撃性を完全に抑制することは不可能であり,適当な形での攻撃性の発散が必要であると主張している。【奥井 一満】
【人間の攻撃性】
 攻撃性という用語は,人間の場合,一般に怒り,憎しみ,不満などに基づき,自己,他者,あるいはその他の対象に損傷,恐怖などをひき起こす行動,ないしはそのような傾向と考えられ,ときにはその攻撃行動を生む本能,あるいはその本能のもつエネルギーなどの意で用いられることもある。…

【生得的解発機構】より

…動物の行動を引き起こす最も基本的なしくみと考えられるもので,遺伝的にプログラムされた行動の発現を説明する機構。解発機構(ドイツ語でAuslösemechanismus)の語はK.ローレンツの提唱になる。動物の生得的な行動の背後にはそれを発現する潜在的エネルギーがつねに蓄えられた状態にあり,これを引き出すリリーサー(あるいは,それに含まれる鍵刺激)によってその行動が発現するという考えに基づくもの。…

【生物学】より

…生物および生命現象を対象とする学問分野。biologyという語は,1802年にJ.B.ラマルクとG.D.トレビラヌスにより独立に提唱され,普及した。ただし最初の使用はブルダッハK.F.Burdachによる(1800)。生命biosの学logosという表現は,個別知識の蓄積から進んで一般原理を求めるようになった状況をよく反映している。あらゆる科学と同じく,生物学の起源も,実用と知的好奇心との両方に求められる。…

【暴力】より

…このフロイトの死の本能をヨーロッパの精神分析学者は支持しているが,アメリカの精神分析学者の多くは死の本能を認めず,攻撃は欲求不満への反作用と考えている。 本能説にはもう一つK.Z.ローレンツによる動物生態学からの有力な理論(1966)がある。彼はフロイトよりも攻撃本能を肯定的に考え,それは動物の進化に役だつとした。…

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