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一心寺 いっしんじ

世界大百科事典 第2版の解説

いっしんじ【一心寺】

大阪市天王寺区にある浄土宗の寺。山号は坂松山。法然が1185年(文治1)慈円の請いを受け,四天王寺の西門辺,荒陵(あらはか)と呼ばれた現地に仏堂を建て,新別所と称したのに始まり,後白河法皇が四天王寺参詣の際,ここを訪れて法然と共に日想観を修したという。〈阿弥陀仏といふより外は津の国の難波の事もあしかりぬべし〉の歌はこの時法然が詠んだと伝える。近世初頭,本誉存牟(ほんよぞんむ)が法然の旧跡を慕い,千日の不断念仏を修して再興。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

一心寺

1185年発祥で、浄土宗の開祖・法然が開いた。大坂冬の陣では、徳川家康本陣が置かれた。江戸末期から宗派を問わずに遺骨を受け入れた。骨仏は大阪大空襲で6体が焼失したが、現在も7体が安置されている。 6月に14体目が披露される際には約40万人の参拝者が予想されている。今月26、27両日には、昨年1年間に納められた2万8286人の遺骨を供養する法要が営まれる。

(2017-04-24 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉プラスの解説

一心寺

大阪府大阪市にある寺院。創建は1185年。宗派は浄土宗、本尊阿弥陀如来。大坂冬の陣(1614)で徳川家康の本陣が置かれた。

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世界大百科事典内の一心寺の言及

【骨仏】より

…《看聞日記》によると室町初期の応永の飢饉による死骸の骨で六体の地蔵尊が造立されている。〈お骨仏の寺〉として知られる一心寺(大阪市天王寺区)では1887年に,1851年(嘉永4)以来同寺に納骨されたおよそ5万体の白骨を粉状に砕き布海苔(ふのり)を加えて阿弥陀尊像を練造したのが最初で,以後10年ごとの練造が内規として定められた。戦災で焼失,現在5体がまつられている。…

※「一心寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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