デジタル大辞泉 「人悪」の意味・読み・例文・類語 ひと‐わる【人悪】 [名・形動]性質の悪いこと。たちの悪いこと。また、そのさまや、そのような人。「―な嬢様じょうさんの」〈緑雨・門三味線〉[類語]人悪い・人が悪い・さがない・陋劣ろうれつ・狡猾こうかつ・邪よこしま・腹黒い・腹汚い・悪賢い・ずる賢い・小賢しい・ずるい・こすい・こすっからい・あくどい・さかしい・さかしら・老獪・口さがない・悪たれ・悪たれる・意地悪い・意地悪・邪慳・突っ慳貪・けんけん・つんけん・とげとげしい・つんつん・素気無すげない・そっけない・つれない・よそよそしい・にべない・けんもほろろ・冷たい・気がない・ぎすぎす・ぶっきらぼう 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「人悪」の意味・読み・例文・類語 ひと‐わる【人悪】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人が悪いこと。性質の悪いこと。また、そのさま。[初出の実例]「床のうへに大安坐(おおあぐら)銀(しろ)の煙管を、ヤニサにかまへて、人悪(ヒトワル)の太平らく」(出典:洒落本・廓宇久為寿(1818)後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例