悪たれる(読み)アクタレル

デジタル大辞泉 「悪たれる」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悪たれる」の意味・読み・例文・類語

あく‐た・れる【悪たれる】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 あくたれ口をきく。無理なこと、反抗的なこと、いやがらせなどを言う。すねた態度をとる。
    1. [初出の実例]「花街(あっち)にゐた時分はおもふさまあくたれてやったは」(出典:人情本・春秋二季種(1844‐61頃)二)
    2. 「お古ならまだ可(い)いが、新しいのだ、今でも月に二三度はお手が附くのだと悪(アク)たれたので厶(ござ)います」(出典:女難(1903)〈国木田独歩〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android