口さがない(読み)クチサガナイ

デジタル大辞泉 「口さがない」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口さがない」の意味・読み・例文・類語

くち‐さがな・い【口さがない】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くちさがな・し 〘 形容詞ク活用 〙 他人のことについて、無節操に口悪く言いふらす傾向がある。批評がましく口うるさい。また、ことば品位節度がない。おしゃべりである。
    1. [初出の実例]「くちさがなきものは世の人なりけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)行幸)
    2. 「さらずは、口さがなき君達は、ながく笑ひなんものをや」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一三)

口さがないの派生語

くちさがな‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

口さがないの派生語

くちさがな‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む