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仄めく ホノメク

デジタル大辞泉の解説

ほの‐め・く【×仄めく】

[動カ五(四)]
ほのかに見える。かすかに目にとまる。「霧の中に姿が―・く」
ほのかに香る。「風に―・く花の匂い」
それとなく言葉や態度に表れる。「人のよさが―・いている」
ちらりと寄る。ちょっと顔を出す。
「思ひもかけず―・き給ふめりしを」〈夜の寝覚・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ほのめく【仄めく】

( 動五[四] )
かすかに見える。ちらっと見える。 「木の間に灯が-・く」 「白い腕が…暗闇のなかに-・いた/草枕 漱石
本心が態度や言葉のはしばしに現れる。 「言葉の節々に辞意が-・く」
ちょっと…する。 「内より-・く(=カスカニ吹ク)追ひ風も、いとどしき御匂ひの立ち添ひたれば/源氏 」 「うちわたりにて、はかなう-・き給ひし(=チョットオ立チ寄リニナッタ)なごりの/源氏 花散里
(女性が)やさしい声で言う。 「…云かけ給へ、と-・けば/浄瑠璃・孕常盤」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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