デジタル大辞泉 「光彩」の意味・読み・例文・類語 こう‐さい〔クワウ‐〕【光彩】 1 きらきらと輝く美しい光。2 才能やすぐれた面が際立って目立つこと。「新人の作品が一きわ光彩を放っている」[類語]輝き・光輝・光明・光・明かり・灯・灯火・ともし火・煌きらめき・光線・光耀こうよう・光芒こうぼう・閃光せんこう・ライト・明るみ・薄明かり・月明かり・星明かり・雪明かり・川明かり・花明かり・街明かり・窓明かり・ほの明るい・薄明るい・余光・薄明・かわたれ時・たそがれ・たそがれ時・残照・夕明かり・おぼろ・微光・ほのめく・薄ら日・ほのぼの・トワイライト 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「光彩」の意味・読み・例文・類語 こう‐さいクヮウ‥【光彩】 〘 名詞 〙① 美しく輝く光。鮮やかな光。[初出の実例]「智水仁山既韞二琳瑯之光彩一 潘江陸海自坐二詩書之廊廟一」(出典:万葉集(8C後)一七・三九七三・題詞)「強い強い熱国の光彩が輝いて居るのであった」(出典:旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉三)[その他の文献]〔曹植‐宜男花頌〕② きらびやかで豪華なこと。転じて、繁栄すること。[初出の実例]「驚き見る、光彩(くゎうサイ)の始めて門戸に生ることを」(出典:太平記(14C後)一)[その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕③ (光り輝くように)才能や物事のすぐれた面がおもてに現われること。多く「光彩を放つ」の形で用いる。[初出の実例]「吾詩少二光彩一、対レ爾不レ堪レ題」(出典:半間園遺稿(1817)賦蛍火得斉韻)「一層派手な光彩(クヮウサイ)を放つ事が屡(しばしば)あった」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉六一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「光彩」の読み・字形・画数・意味 【光彩】こう(くわう)さい 美しい色どり。魏・文帝〔芙蓉池の作〕詩 丹霞(たんか)、を挾(さしはさ)み 星、雲に出づ 上天、光を垂る 五色一に何ぞ鮮(あざ)やかなる字通「光」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報