デジタル大辞泉
「光彩」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こう‐さいクヮウ‥【光彩】
- 〘 名詞 〙
- ① 美しく輝く光。鮮やかな光。
- [初出の実例]「智水仁山既韞二琳瑯之光彩一 潘江陸海自坐二詩書之廊廟一」(出典:万葉集(8C後)一七・三九七三・題詞)
- 「強い強い熱国の光彩が輝いて居るのであった」(出典:旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉三)
- [その他の文献]〔曹植‐宜男花頌〕
- ② きらびやかで豪華なこと。転じて、繁栄すること。
- [初出の実例]「驚き見る、光彩(くゎうサイ)の始めて門戸に生ることを」(出典:太平記(14C後)一)
- [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕
- ③ (光り輝くように)才能や物事のすぐれた面がおもてに現われること。多く「光彩を放つ」の形で用いる。
- [初出の実例]「吾詩少二光彩一、対レ爾不レ堪レ題」(出典:半間園遺稿(1817)賦蛍火得斉韻)
- 「一層派手な光彩(クヮウサイ)を放つ事が屡(しばしば)あった」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉六一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「光彩」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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