


(ほき)の字の金文はみなこの形に従い、そのような礼器・祭器。そのような器を製作することをいう。〔説文〕十二下に「木工なり。匚と斤とに從ふ。斤は
を作る
以(ゆゑん)なり」という。〔周礼、考工記〕に「匠人、國を
つ」「匠人、
洫(こうきょく)(水路)を爲(つく)る」とあり、国都建設のような大工事にも参加するが、字義からいえば、〔周礼、考工記〕に「攻木の工」として輪・輿・弓・廬・匠・車・梓をあげているように、斧斤を以て器物を製作するものをいう。わが国では、一道に達した専門職の者を、宗匠・師匠のようにいう。
字鏡〕匠 タクミナリ 〔名義抄〕匠 ツヒニ・タクミ 〔
立〕匠 タスク・ツヒニ・スベタル
▶・匠班▶・匠費▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...