口を結ぶ(読み)クチヲムスブ

デジタル大辞泉 「口を結ぶ」の意味・読み・例文・類語

くちむす・ぶ

口をかたく閉じる。また、だまる。「真一文字に―・ぶ」
[類語]黙る沈黙黙りこくる押し黙る黙する黙り込む口を閉ざす口を閉じる口をつぐむ口を塞ぐ口を封じる口が重いおくびにも出さない無言黙黙だんまり箝口かんこう緘黙かんもく無口寡黙寡言黙秘うんともすんともむっつりノーコメントむすっと黙過もっか完全黙秘口重くちおも口重い黙止暗黙言い渋る言い兼ねる言い淀む口ごもる言わず語らず口が堅い言葉を呑む言を左右にする口を濁す言葉を濁す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口を結ぶ」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を 結(むす)

  1. 口を閉じてしゃべらない。黙る。
    1. [初出の実例]「堤校長は口(クチ)を結(ムス)んで文作の容子を凝と見た」(出典落紅(1899)〈内田魯庵〉三)

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