口を塞ぐ(読み)クチヲフサグ

デジタル大辞泉 「口を塞ぐ」の意味・読み・例文・類語

くちふさ・ぐ

金品を与えたり、おどしたりして話させないようにする。「証人の―・ぐ」
[類語]黙る沈黙黙りこくる押し黙る黙する黙り込む口を閉ざす口を閉じる口を結ぶ口をつぐむ口を封じる口が重いおくびにも出さない無言黙黙だんまり箝口かんこう緘黙かんもく無口寡黙寡言黙秘うんともすんともむっつりノーコメントむすっと黙過もっか完全黙秘口重くちおも口重い黙止暗黙言い渋る言い兼ねる言い淀む口ごもる言わず語らず口が堅い言葉を呑む言を左右にする口を濁す言葉を濁す

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精選版 日本国語大辞典 「口を塞ぐ」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を 塞(ふさ)

  1. 人にものを言わせないようにする。悪事、秘密などをしゃべらせないようにする。金品を与えたり、殺害したりしてしゃべるのを封じる。
    1. [初出の実例]「聖人の誦せむと為る口を塞(ふさぎ)て不令誦ず」(出典今昔物語集(1120頃か)六)

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