むすっと(読み)ムスット

デジタル大辞泉 「むすっと」の意味・読み・例文・類語

むすっ‐と

[副](スル)機嫌をそこねて口をきかないさま。ぶすっと。「何が気に入らないのかむすっとしている」
[類語]むっつり黙る黙りこくる沈黙押し黙る黙する黙り込む無言黙黙だんまり箝口かんこう緘黙かんもく無口寡黙寡言黙秘うんともすんともノーコメント口を閉ざす口を閉じる口を結ぶ口をつぐむ口を塞ぐ口を封じる口が重いおくびにも出さない黙過もっか完全黙秘口重くちおも口重い黙止暗黙言い渋る言い兼ねる言い淀む口ごもる言わず語らず口が堅い言葉を呑む言を左右にする口を濁す言葉を濁す

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精選版 日本国語大辞典 「むすっと」の意味・読み・例文・類語

むすっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 機嫌をそこねたさまを表わす語。ぶすっと。
    1. [初出の実例]「あの子はいつもああなの? むすっとして、まるで可愛気が無い」(出典:胸より胸に(1950‐51)〈高見順〉二)

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