黙黙(読み)モクモク

デジタル大辞泉 「黙黙」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「黙黙」の意味・読み・例文・類語

もく‐もく【黙黙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) だまっていること。また、だまって仕事に励むさま。
    1. [初出の実例]「天子は上に黙々としていれば、宰相が下にいて天下をはからうぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)二)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐卜居〕

だまり‐だまり【黙黙】

  1. 〘 副詞 〙 沈黙がちであるさま。また、口出ししないさま。
    1. [初出の実例]「山ねこをだまりだまりとかいに行」(出典:雑俳・柳多留‐一〇(1775))

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普及版 字通 「黙黙」の読み・字形・画数・意味

【黙黙】もくもく

黙然。寂然たるさま。〔荘子、在宥〕至は、窈窈(えうえう)(奥深くてしずか)冥冥たり、至の極は、昏昏(こんこん)默默たり。

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