黙る(読み)ダマル

デジタル大辞泉 「黙る」の意味・読み・例文・類語

だま・る【黙る】

[動ラ五(四)]
ものを言うことをやめる。無言になる。また、泣くのをやめる。「―・って人の話を聞く」「急に―・ってしまった」「泣く子も―・る」
自分意見主張などを言わない。また、積極的に働きかけない。「―・って引きさがる」「―・って休む」「―・って見ているだけだ」
[類語]沈黙黙りこくる押し黙る黙する黙り込む口を閉ざす口を閉じる口を結ぶ口をつぐむ口を塞ぐ口を封じる口が重いおくびにも出さない無言黙黙だんまり箝口かんこう緘黙かんもく無口寡黙寡言黙秘うんともすんともむっつりノーコメントむすっと黙過もっか完全黙秘口重くちおも口重い黙止暗黙言い渋る言い兼ねる言い淀む口ごもる言わず語らず口が堅い言葉を呑む言を左右にする口を濁す言葉を濁す

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精選版 日本国語大辞典 「黙る」の意味・読み・例文・類語

だま・る【黙】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. ものを言うことをやめる。沈黙する。音がしなくなる。
    1. [初出の実例]「桐の木高く月さゆる也〈野坡〉 門しめてだまってねたる面白さ〈芭蕉〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)
  3. 意見を述べないでいる。主張、考えを口に出さないでいる。
    1. [初出の実例]「己が居館にだまりゐて、様子を見あはする侍衆の知行をやかざるは」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品二八)

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