寡黙(読み)カモク

デジタル大辞泉 「寡黙」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「寡黙」の意味・読み・例文・類語

か‐もくクヮ‥【寡黙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 言葉数が少なくてだまりがちなこと。おしゃべりでないこと。
    1. [初出の実例]「工夫の文字は寡黙の二字に落着申候」(出典:雑話筆記(1719‐61))
    2. 「あの落付、あの品位、あの寡黙(クヮモク)、誰が評しても彼女はしっかりし過ぎたものに違ひなかった」(出典行人(1912‐13)〈夏目漱石塵労)
    3. [その他の文献]〔江淹‐与交友論隠書〕

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普及版 字通 「寡黙」の読み・字形・画数・意味

【寡黙】か(くわ)もく

ことばが少ない。〔朱子語類、一三〇〕師道)は關西の人なり。其の性寡默、中士大夫と合はず。

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