デジタル大辞泉
「口重い」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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くち‐おも・い【口重】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]くちおも・し 〘 形容詞ク活用 〙 - ① 口のきき方がゆっくりしている。
- [初出の実例]「又くちをもし、くちをそし等也」(出典:名語記(1275)九)
- ② 軽々しくものを言わない。
- [初出の実例]「必ず口おもく、問はぬ限りは言はぬこそいみじけれ」(出典:徒然草(1331頃)七九)
- ③ 言うのがはばかられるさまである。言いにくい。
- [初出の実例]「『さなむありし』など、明かし給はん事は、猶、くちをもき心地して」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習)
口重いの派生語
くちおも‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
口重いの派生語
くちおも‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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