デジタル大辞泉
「后」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きさき【后・妃・後宮】
- 〘 名詞 〙
- ① 天皇の正妻。皇后。中宮。また、太皇太后、皇太后をもいい、女御、更衣などをさす場合もある。きさい。
- [初出の実例]「天位即(しろ)しめして良き日を占抉(えら)びて初めて後宮(キサキ)を拝むるに拠て文を為れり」(出典:日本書紀(720)継体元年三月(前田本訓))
- 「きさきをはじめ奉りて女御更衣、猶ひとつ院にさぶらひ給ひける」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑一・一〇九七・詞書)
- ② 王侯貴族の妻。
- [初出の実例]「公主(キサキ)」(出典:天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃))
- 「洛西の地三百里を紂王の后(キサキ)に献じて」(出典:太平記(14C後)三〇)
こう【后】
- 〘 名詞 〙
- ① 天子。君主。
- [初出の実例]「我后巡方春日晩、廻レ鑾駐レ駅次二江亭一」(出典:凌雲集(814)奉和江亭晩興呈左神栄清藤将軍〈淳和天皇〉)
- ② きさき。皇后。〔礼記‐曲礼下〕
きさい【后・皇后】
- 〘 名詞 〙 「きさき(后)」の変化した語。
- [初出の実例]「もし、世の中移りて、みかど・きさいの、思しおきつるままにも、おはしまさば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)総角)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「后」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の后の言及
【女御】より
…女御には位階や定員についての規定もなく,比較的自由な任命が可能であった。淳和朝以降,妃,夫人,嬪などがほとんど置かれなくなり,ときとして[皇后]すら置かれなかったこともあったから,後宮における女御の地位は徐々に高まった。10世紀に入ると皇后も女御から昇進するようになり,位階も,やがて入内と同時に従三位に叙せられるようになった。…
※「后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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