坂/阪(読み)サカ

デジタル大辞泉の解説

さか【坂/阪】

一方が高く他方が低く傾斜している道。また、その傾斜。さかみち。「―を上る」「下り―」
物事の区切りを、坂の頂上にたとえていう語。多く、年齢についていう。「六〇の―を越す」

はん【坂】[漢字項目]

[音]ハン(漢) [訓]さか
学習漢字]3年
〈ハン〉さか。「急坂登坂
〈さか(ざか)〉「坂道男坂女坂
[難読]坂東(ばんどう)

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世界大百科事典 第2版の解説

さか【坂】

傾斜地,上り下りする道をさす語であるところから,古来さまざまな意味合いで用いられてきた。語源については,〈サカシキ(嶮)〉〈サカヒ(堺,境)〉〈サカフ(逆)〉に発するとか,また,〈サキ(割)〉の原語のサとカ(処)とから成るとかいわれているが定かではない。しかし,坂といわれる場所が地域区分上の境界をなしたり,交通路をなしたりしている事例が少なくないことは,語源に関する諸説の中ではとくに重要とみられる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さ【坂】

〘名〙 「さか(坂)」の略。
古事記(712)中・歌謡「櫟井(いちひゐ)の 和邇(わに)(サ)の土(に)を 端土(はつに)は 膚(はだ)赤らけみ」
[補注]方角を意味する「さ」とする説もある。

さか【坂】

姓氏の一つ。

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