壬生(町)(読み)みぶ

  • 壬生

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

栃木県南部、下都賀郡(しもつがぐん)にある町。1889年(明治22)町制施行。1954年(昭和29)稲葉村と合併、1955年南犬飼村を編入。東武鉄道宇都宮線と国道121号、352号が通じ、北関東自動車道壬生インターチェンジがある。思(おもい)川支流の黒川下流域上の原とよばれる洪積台地上に町が発達した。中世起源の城下町で、近世は日光西街道の宿場町、市場町として発達した。かんぴょう(干瓢)の生産が盛んで特産品となっている。1965年以降、輸出玩具(がんぐ)工場が東京から集団移転して工業団地を形成している。玩具製品の内容は年代ごとに変化して、複雑になっている。一部の会社は自動車部品製造も行っている。独協医科大学、同付属病院が設置され、教職員や学生の居住する住宅、アパート群の建設や、宇都宮市に隣接することによる住宅地化が東武鉄道沿線を中心に進展している。町内には古墳が多く、車塚古墳、牛塚古墳は国の史跡。面積61.06平方キロメートル、人口3万9951(2015)。

[村上雅康]

『『壬生町史』全10巻(1985~1990・壬生町)』


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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