大掛り(読み)オオガカリ

デジタル大辞泉 「大掛り」の意味・読み・例文・類語

おお‐がかり〔おほ‐〕【大掛(か)り】

[名・形動]多く費用人手をかけて、規模が大きいこと。また、そのさま。大仕掛け。「大掛かりな催し」「大掛かりに調査する」
[類語]大きい大きな大いなるでかいでっかいどでかい馬鹿でかい大振り大形大柄大口大作り大粒粗大肥大嵩張かさばビッグ大規模巨大ジャンボジャイアントマクロマキシマムマンモスキングサイズ過大豪壮雄大壮大壮麗広壮極大最大特大強大超弩級ちょうどきゅう大仕掛け大大的でかでか

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精選版 日本国語大辞典 「大掛り」の意味・読み・例文・類語

おお‐がかりおほ‥【大掛・大懸】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 規模の大きいこと。多くの費用、日数、人手などがかかるさま。大仕掛け。
    1. [初出の実例]「露も時雨も大懸り也 影輝す月に七つか九つか」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三七)
    2. 「父は野菜の促成栽培を大がかりにやったり」(出典:田舎芝居(1935)〈川端康成〉)

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