天寧寺(読み)てんねいじ(英語表記)Tiān níng sì

世界大百科事典 第2版の解説

てんねいじ【天寧寺 Tiān níng sì】

中国の仏寺。各地に同名のものがある。北京市宣武門広安門外の天寧寺は,北魏孝文帝によって創建された。現存する天寧寺塔は遼代に建設され,明・清時代に修築された。全高57.8m,だけを13層重ねた密檐(みつえん)式の八角塼塔で,遼・金時代の仏塔主流を占めたこの形式の代表的遺構。須弥座式基壇と初層塔身の部分がとくに高く,木造を模した斗栱(ときよう),欄干格狭間,門窓,力士菩薩,雲竜などの彫刻装飾がすぐれる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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