平文・評文・狂文(読み)ひょうもん

精選版 日本国語大辞典 「平文・評文・狂文」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐もん ヒャウ‥【平文・評文・狂文】

〘名〙
① 漆の文様を表わす技法の名。金銀または、貝の類を刻んで文様として、これを塗りこんで、さらに漆をかけてから研(と)ぎ出したもの。
西宮記(969頃)六「立平文倚子、敷毯代
装束に用いた彩色による色替わりの組み合わせ文様。染め、または刺繍で表わした。
平家(13C前)三「ひゃうもんの狩衣に帯剣したる者共

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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