仕掛る(読み)シカカル

デジタル大辞泉 「仕掛る」の意味・読み・例文・類語

し‐かか・る【仕掛(か)る/仕懸(か)る】

[動ラ五(四)]
物事をしはじめる。とりかかる。「宿題を―・ったところだ」
物事をしはじめて途中である。「―・っている仕事を済ませる」
[類語]始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかける開始する着手する幕開き開幕始まる踏み出すスタート出出し立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げる

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精選版 日本国語大辞典 「仕掛る」の意味・読み・例文・類語

し‐かか・る【仕掛】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「し」はサ変動詞「する」の連用形名詞化 )
  2. しはじめる。とりかかる。しだす。
    1. [初出の実例]「カカル。〈略〉 Xicacatta(シカカッタ)〈訳〉し始めた」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 仕事を中途までする。
    1. [初出の実例]「生中にひょんな仲人をしかかって、今ではどうやら聟殿へ気の毒半分」(出典:歌舞伎・お染久松色読販(1813)序幕)

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