志津川[町](読み)しづがわ

百科事典マイペディアの解説

志津川[町]【しづがわ】

宮城県北東部,本吉郡の旧町。志津川湾岸に主集落があり,江戸時代伊達(だて)氏の直轄地で生糸,海産物が取引された。農業では葉タバコ,野菜,畜産などを行い,漁業ではアワビ,ナマコ,ヒラメなどの中間育成などを行う。気仙沼線が通じる。湾内の椿島に暖地性植物群落(天然記念物)がある。2005年10月,本吉郡歌津町と合併し町制,本吉郡南三陸町となる。124.23km2。1万3848人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

しづがわ【志津川[町]】

宮城県北東部,本吉郡の町。人口1万4653(1995)。三陸海岸の南部,志津川湾に面し,北上高地から続く丘陵が海岸まで迫る。中心集落の志津川は,中世は葛西・千葉両氏が支配したが,近世には仙台藩の直轄地となり,東浜街道の宿駅が置かれ,生糸,海産物の取引でにぎわった。現在も本吉郡南部の行政・商業の中心地である。農漁業が主産業で,農業では養蚕,酪農などが行われ,漁業では定置網漁やワカメ,カキなどの養殖が盛ん。

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