未練がましい(読み)ミレンガマシイ

デジタル大辞泉 「未練がましい」の意味・読み・例文・類語

みれん‐がまし・い【未練がましい】

[形][文]みれんがま・し[シク]思い切りが悪い。あきらめが悪い。未練たらしい。「―・くぐちを言う」
[派生]みれんがましさ[名]
[類語]名残惜しい惜しいもったいないあたら残念残り惜しい残り多い口惜しい惜しむ心残り物惜しみ未練愛惜痛惜後ろ髪後を引く去り難いしつこい執念深いねちっこいねついねちねち悪あがきうじうじうだうだいじいじぐじぐじもじもじ因循断腸の思い負け惜しみこだわる尾を引く執拗恋恋れんれん惜しげ思い残すたゆたう思い迷う忍びない

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精選版 日本国語大辞典 「未練がましい」の意味・読み・例文・類語

みれん‐がまし・い【未練がましい】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]みれんがま〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がましい」は接尾語 ) いかにも思い切りが悪いさまである。未練らしい。未練くさい。未練たらしい。
    1. [初出の実例]「この上未練(ミレン)がましく申し度はなく候へども」(出典:そめちがへ(1897)〈森鴎外〉)

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