こだわる

大辞林 第三版の解説

こだわる

( 動五[四] )
心が何かにとらわれて、自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。 「金に-・る人」 「済んだことにいつまでも-・るな」
普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。 「ビールの銘柄に-・る」
物事がとどこおる。障る。 「脇差の鍔つばが横つ腹へ-・つていてえのだ/滑稽本・膝栗毛 6
他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。 「達ておいとまを願ひ給へ共、郡司師高-・つて埒明けず/浄瑠璃・娥哥がるた」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

デジタル大辞泉の解説

こだわ・る〔こだはる〕

[動ラ五(四)]
ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥(こうでい)する。「些細(ささい)なミスに―・る」「形式に―・る」
物事に妥協せず、とことん追求する。「素材に―・った逸品」
つかえたりひっかかったりする。
「それ程―・らずに、するすると私の咽喉を滑り越したものだろうか」〈漱石・硝子戸の中〉
難癖をつける。けちをつける。
「郡司師高―・って埒(らち)明けず」〈浄・娥歌かるた〉
[補説]2は近年の用法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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