精選版 日本国語大辞典 「李朝実録」の意味・読み・例文・類語
りちょうじつろく リテウ‥【李朝実録】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
別称 朝鮮王朝実録
解説 朝鮮李朝(一三九二―一九一〇年)の太祖から二七代純宗にいたる実録の総称。太祖実録一五巻など合計で一九〇〇余巻。年代にして五一八年に及ぶ膨大な記録。琉球関係記事は琉球・朝鮮の交流を反映して琉球使節の派遣、漂流関係など、二〇〇余件を数える。なかでも一四世紀末―一五世紀初頭の山南関係の記録(一三九四年山南王子の亡命、九八年山南王温沙道の死亡)や、一五世紀―一六世紀中葉の朝鮮漂流民の記録(一四五三年丁禄・朴万年、六二年肖得誠、七九年金非衣らの見聞記)などは、他史料にほとんどみえない貴重な記録となっている。なお「李朝実録」から琉球関係記事を抜粋したものに和田久徳・高瀬恭子編「李朝実録の琉球国史料」(南島史学第四五号)など、日本庶民生活史料集成二七に「李朝実録抄」がある。
活字本 学習院東洋文化研究所
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
朝鮮、李朝の政治、社会、経済、文化に関する基本史料。李朝25代(太祖~哲宗)各王代の史実を政府がそのつど編纂(へんさん)した、編年体を主とする全1706巻に及ぶ膨大な記録である。韓国では『朝鮮王朝実録』とよぶ。哲宗以後の高宗・純宗実録は植民地統治下の1935年に完成され、これを含めてよぶこともある。初めは一部、やがて四部、のち五部が作成された。学習院大学東洋文化研究所と韓国国史編纂委員会から、それぞれ縮刷本が出版されている。日本、中国との関係資料も多く、そのほか琉球(りゅうきゅう)、南方諸島、欧米との関係記事もあり、東アジア国際関係の記録としても重要な意味をもっている。
[矢澤康祐]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…朝鮮の高麗・李朝時代,《李朝実録》や国家の重要文献を保存するために設置された書庫。1227年(高麗の高宗14),王宮内の史館と慶尚北道の海印寺に《明宗実録》を分置したことが内史庫・外史庫分化の起源である。…
※「李朝実録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新