癇癖(読み)カンペキ

デジタル大辞泉 「癇癖」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぺき【×癇癖】

怒りっぽい性質。「癇癖が強い」
[類語]癇癪癇性ヒステリック虫気喧嘩早い喧嘩っぱや怒り腹立ち憤り怒気瞋恚しんい憤怒ふんど・ふんぬ憤懣ふんまん鬱憤うっぷん義憤痛憤悲憤憤激憤慨ふんがい立腹激怒逆鱗げきりん憤ろしい腹立たしい業腹ちゅうっ腹やけっ腹悲憤慷慨短気気短短慮せっかち性急気早気が短い気忙しい直情径行逆上高ぶるのぼせる激するかっとなるいきり立つはやり立つのぼせ上がる血迷う血走る怒りっぽい切れる瞬間湯沸かし器

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精選版 日本国語大辞典 「癇癖」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぺき【癇癖】

  1. 〘 名詞 〙 神経質で激しやすい性格。おこりっぽい性質。癇癪(かんしゃく)
    1. [初出の実例]「目を眠り思ひ入たる体なれば猶々つのる疳癖(カンペキ)に」(出典鳥追阿松海上新話(1878)〈久保田彦作〉)

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