短慮(読み)タンリョ

デジタル大辞泉 「短慮」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「短慮」の意味・読み・例文・類語

たん‐りょ【短慮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 考えが浅いこと。思慮が足りないこと。また、あさはかな考え。浅慮。短見
    1. [初出の実例]「行成平生短慮也」(出典:権記‐長徳四年(998)七月一四日)
    2. 「短慮(タンリョ)卒忽の大将か、又寛仁大度の大将か」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)五)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐袁紹伝〕
  3. 気が短いこと。きみじか。せっかち。短気。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「主人は生得、御短慮(タンリョ)成御生まれつき」(出典:浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)二)

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普及版 字通 「短慮」の読み・字形・画数・意味

【短慮】たんりよ

浅慮。

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