怒気(読み)ドキ

デジタル大辞泉 「怒気」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怒気」の意味・読み・例文・類語

ど‐き【怒気】

  1. 〘 名詞 〙 怒りを含んだ気色。腹が立っているような様子
    1. [初出の実例]「怒気卒暴なることなかれ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)洗浄)
    2. 「主人は少々怒気を帯びて居る」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四)
    3. [その他の文献]〔呉越春秋‐勾践伐呉外伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「怒気」の読み・字形・画数・意味

【怒気】どき

怒ったさま。〔呉越春秋、勾践伐呉外伝〕勾踐(こうせん)、(あ)(蛙)の腹を張りて怒るを見て、~ち之れが爲に軾(しよく)(礼)す。~曰く、吾(われ)士卒の怒るを思ふこと久し。~今蟲は無知の物なるに、を見て怒氣り。故に之れが爲に軾すと。

字通「怒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android