悲憤慷慨(読み)ヒフンコウガイ

デジタル大辞泉 「悲憤慷慨」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「悲憤慷慨」の意味・読み・例文・類語

ひふん‐こうがい‥カウガイ【悲憤慷慨】

  1. 〘 名詞 〙 世の有様や、自己の運命などについていきどおり、嘆き悲しむこと。慷慨悲憤。
    1. [初出の実例]「悲憤慷慨(ヒフンカウガイ)亜細亜の前途を観察すれば」(出典演歌・亜細亜の前途(1893‐96頃)〈酔郷学人〉)

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四字熟語を知る辞典 「悲憤慷慨」の解説

悲憤慷慨

世情や自分の運命などに対していきどおり、嘆き悲しむこと。

[活用] ―する。

[使用例] 多分うるさいことになって、私がまたもや悲憤慷慨するような羽目に陥っただろう[尾崎一雄*祖父|1956]

[使用例] 玉石こんこうでいろんな人物がいたが、酒席の悲憤慷慨でも、もっとも話の合うのはその人々だった[高橋和巳堕落|1965]

[解説] 「慷慨」は正義に外れたことなどに対していきどおり、心を奮い起こしたり、悲しんだりすること。

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