悲憤(読み)ヒフン

デジタル大辞泉 「悲憤」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「悲憤」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ふん【悲憤】

  1. 〘 名詞 〙 悲しみ、いきどおること。憤慨すること。〔音訓新聞字引(1876)〕
    1. [初出の実例]「悲憤の詞が書中に満ち満ちて」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐列女伝・董祀妻〕

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普及版 字通 「悲憤」の読み・字形・画数・意味

【悲憤】ひふん

悲しみいきどおる。〔後漢書列女祀の妻(文姫)の伝〕興中、天下喪亂し、胡騎(う)ると爲り、~胡中に在ること十二年二子を生む。曹操~金璧を以て之れを贖(あがな)ひ、重ねて祀に嫁せしむ。~懷悲して、詩二を作る。

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