出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
長野県西部、乗鞍火山(のりくら)の東側にある国民保養温泉地。標高1400メートルの地にあり、松本市(まつもとし)に属す。開湯した年は不明だが、戦国時代の記録がある。温泉中の石灰石が白く沈殿することから白骨の名があるという。乗鞍岳から流下する湯川の渓谷に沿う閑静な温泉で、日本アルプスを世界に紹介したイギリス人ウェストンや若山牧水(ぼくすい)らが訪れており、中里介山(かいざん)の『大菩薩峠(だいぼさつとうげ)』の舞台ともなった。野天風呂(ぶろ)や特別天然記念物の球状石灰石と噴湯丘がある。新緑と紅葉がすばらしく、古くから信州の名湯の一つになっている。泉質は硫黄泉。松本市から上高地、乗鞍高原へ行く途中に位置し、中部山岳国立公園域にある。
[小林寛義]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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